レグのたまご

半世紀の記憶を記録

10年早い!? その1

幸いに

新しい仕組みを作ったり

新しい商品を作ったり

新しい事業を創ったり

 

会社員時代色々と経験させてもらいました。

 

新しいことに取り組む場合

テーマに恵まれるだけではなく

上司・上席に理解のある人が不可欠です

 

好きなようにやってみろぉ

って言ってくれる上司のもとではやりやすい

しかし反面

ある程度は意見して欲しい

そこのバランスが良いと

新しいものも生まれやすいのかなという経験則

 

さて・・・

私が作ったものはナゼか

作った直後の評価は低かったりします

そして日の目を見るのは5年〜10年後

 

お前の考えるものは5〜10年早いんだよ

と、これまで何度か何人かに言われたことがあります

 

実は最近も言われちゃいました

退職して数年経つんですけどね

会社に残したものがあるって

悪い気分じゃないですし

それらを記録しておこうかなと思いたち

その1回目

 

 

入社してすぐの頃に携わった

生産管理システムの再構築プロジェクト

 

当時は

面倒な仕組みを作りやがってぇ とか

こんな細かなコード体系なんていらないだろぉ とか

思い起こせば色々と諸先輩に言われました

 

新しいシステムが稼働して5年程経過した頃

事業の体制が変わったり色々なことがあって

そのシステムの周辺がガラッと変わった

にも関わらず

私が作ったシステムは

スムーズに新体制に移行することができました

 

実は、その新体制

私的には想定範囲でした

部署は異動になって

直接関わりがなくなっていましたが

事業そのものに相当なイノベーションでも起きない限り

想定される「新体制」

 

この私の「想定」は

事業部門内はもちろん

情報システムへも説明をしたことがありました

しかし当時

私が入社して間もない頃

そんな「想定」が近々やってくるなんて

思った人は殆どいなかったんですよね

 

しかし5年後にその時が来た

 

先を見越して作っててよかったぁ〜

と私は思ったんですけど

先輩からは

ちょっと考え方が早すぎたんじゃね?

って言われたのでした 

 

使う方にとっては面倒だったのだと思います

しかし5年で蓄積されたデータベースのおかげで

仕事の効率は上がって

しかも手間も減って

結果オーライというか

携わって5年以上が経過して

ようやく評価頂いたのでした

 

 

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