レグのたまご

半世紀の記憶を記録

記憶に残る上司

バイトや会社員に「上司」っていますよね。

特に会社員

多くの会社員は良くも悪くも最初の上司の影響をうけるもの

そして恩師と同様、記憶に残るものではないでしょうか

 

あんな上司になりたいとか

あぁいう上司にはならないようにしようとか

 

私は上司運は良かった方だと思います。

 

私の最初の上司

とても口数の少ない人でした。

具体的な指示も少なめで良く言えば自由に仕事する環境をつくるというか

そんな感じでした

 

デスクで仕事をしていると時折後ろから覗き込み

一言二言アドバイスあったり無言だったり

 

新入社員だった私には、指示なければどんな仕事をすれば良いのか?

と疑問に思ったり若干不満も当初ありました。

 

ある日のこと、その日も後ろから

「その仕事、俺もよくわからないからな。アドバイス出来ないなぁ。」

とつぶやくように言って席に戻った上司

その日もあまり会話も無いまま定時になり、

上司が残業する中、私は「お先します」と帰宅。

 

翌日、上司は出張で不在

デスクに資料が数枚とメモ

メモには、

参考になりそうな資料を取り寄せた。アドバイスもらえそうな人を書いておいた。

と書かれていた。

 

メモにある人に内線で連絡をとると的確なアドバイスと共に

「彼(上司)も私に行き着くのに色々あたったらしいよ」と聞かされる。

 

指示するという感じではなく、それとなく後方支援してくれる

そんな上司でした。

 

この時を境に私は自ら仕事を探して

「こんなこと考えてみたのですが?」

と提案するようになっていきました。

 

NOと言われたことは一度もありませんでした。

そして上司のスタイルは同じでした。

自分以外の誰かを探してくれてデスクにメモ…

これも同じでした。

 

一緒に仕事したのは3年くらいでした。

ある時ふと気づいたんです

自分の仕事に関わる社内のスペシャリストを把握できてることを

 

チームで仕事するとか

役割分担するとか

得意な人のノウハウから学ぶとか

そんなこといろいろを学ぶ機会も与えてもらった気がします。

 

最初の上司

やはり大きな影響をうけたなと思っています。

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